MikkoTakko ハンドメイド日記

ハンドメイドの作品集

登校班はいらない!part3

先生の計らいで班の並びを変えることになり
ひとまず安心した私。

1週間ほど経った頃、息子に「どう?」
と聞いてみました。
「今はオレの後ろはR君じゃなくなった。」
良かった良かった…。
「でも、わざわざオレのとこまで来て
押すんだよね。すごいイヤ…。」
状況が改善されていないことにガッカリ。

これはもう登校班は抜けるしかない。
しかしパパは登校班肯定派で
「なにバカなこと言ってんだよ!
登校班は大事だって。」
と和を重んじるタイプ。
こんな登校班、どこが大事なんだよっ!

登校班を辞めるか辞めないか
最終的には息子次第。
「で、どうしたい?今の登校班辞めたい?
ママがしばらく学校に送って行こうか?」
息子は
「Sちゃんと一緒がいいから今のままでいい。
それに、学校に送ってもらうのは
怪我した人だけだから。」
6年生のSちゃんは1学期の頃
息子と手を繋ないで歩いてくれていた…。

そうか…。それならママの出る幕ではないな。
「じゃあR君のことは自分でなんとかするんだよ。押すのやめて!って止めてくれるまで
言い続けるとか、班長に相談するとか。
自分のことは自分で守るんだよ。」
「5年生に言えるわけないじゃん…。
でも、もう登校班のことはいいから。」

その後も心配で私が登校班の話しをすると
うんざりした顔をする息子。
「気分が悪くなるからその話しやめて!」
って言われたら、もう何も言えない。

「わかった!ママはもう言わない。でもダメだと思ったらすぐ言ってね。こんなこと我慢することじゃないから。」

息子は朝行きたくないと言わなくなったものの
様子は相変わらず。

同級生のK君は自分が歩くのが遅いせいで
小突かれてるのを気にしてか
マンションの階段を登り降りして
特訓してるって言う話しだし。

うちの息子もK君も
みんな揃って登校しないと
班長やSちゃんが怒られるから
勝手なことはできない!
とか言うし。
正直そんなこと思ってんの?とビックリ。
そもそも登校班の存在意義は
そんなとこじゃないと思うんだけと。

健気な1年生の二人。
これぐらいの歳の子供って純粋って言うか…。
なんかこう…、みんな一緒に行かなくても
いいんじゃない?って思う私が変?

ある日の朝、暴風雨の天気予報。
でも雨は降ってないし道路も乾いていて
ちょっと風が強いぐらい。
まぁこれぐらいならカッパ着なくてもいいか!
息子とK君はいつものように
Sちゃんが来るのを待っていました。

Sちゃんが来たので出発。
私とK君ママはお見送りして
私は車に乗り込み会社へ。
そしたら天気が豹変し突然雨と強風が。
まさに暴風雨
しかもバケツをひっくり返したような雨。

カッパも着ないで出発した子供達
心配で心配でしょうがないけど
ランドセルにカッパは入れておいたし
どうにか学校までたどり着いて!と願いつつ
私は会社に向かいました。

続く…。